bs番組「そして、水色の家は残った」
視聴後は備忘録のつもりで。
残すには買うに限るが、補修費、維持費、税金を支払い続けていけるまずは収益構造の構築が欠かせない。
これまでの住んでこられた方々が大事に使い続けられている証左。建築関係の専門家の弁からそれらが伺える。
建築物と人との関係。番組はその歴史を探っていかれる。
洋館を立てた人への探求。その後々の住み続けた人々への探求。
出会いと、その地域に溶け込む、たたずまい。
戦前の関東大震災にも倒壊せず、
戦中の洋館住まいの雰囲気も想像を
たくましくしながら拝見。
時代の様相と抗いながらのシーンもふくめて
それぞれの時代を生き抜いた人と洋館。
終戦の年に、洋館を支えていた一つの尊い命の終わりがあり、また、
バトンが託されるように
その風情ある洋館を愛する人たちが、
たたずまいを守ろうとしてその後も大事にされてきた歴史が紐解かれていく。