トトヤンの家庭菜園

小旅行、読書、TV番組感想、政治への関心、家庭菜園のブログです。(和歌山県)

職務中に死亡した警察官らを悼む

現場駆け付け撃たれた警察官ら悼む。

「全国殉職警察職員・警察協力殉難者慰霊祭」が28日、東京都内で営まれ、岸田首相や警察庁の露木康浩長官、遺族ら計約130人が参列。

 

中野市4人殺害事件で亡くなった警察官池内巡査部長の長男で自らも長野県警の警察官である将吾さんが遺族代表として挨拶「決して御霊に恥じることのないよう強く生きていくことを固く誓います」と述べられる。岸田首相「皆さまが身をもって示された高潔な精神と確固たる勇気は私たちの誇りです」「ご遺族の皆さまに対し衷心よりお悔やみ申し上げます」と述べられる。殉職した警察官の慰霊に総理が参列されるのは良いこと。

日本の治安を守る警察官の皆様に心より敬意を表します。

警察官としての職に殉じ、また父としての勇敢さも示したその姿は、息子さんの心に何ものにも負けない不屈の魂を刻みこんだことでしょう。無念の凶弾に倒れた警察官の思いは、決して色褪せることはない。何よりもその遺志を継ぐ息子さんの心のなかに永遠に生き続けることでしょう。他人を誹謗中傷し、あまつさえ利己的な理由で簡単に殺傷にまで及ぶ現代の風潮のなかで、自己を犠牲にし、他者を守るため責任を果たした公僕としての姿は本来、我々が他者に配慮するという文化のなかで築いてきた本当に尊い姿だと思います

 

忘れかけていた悲惨な事件。ご遺族の気持ちを考えると辛いものがあります。改めて認識するとともに、そもそも民間人に散弾銃やライフル銃の保持を安易に認めるのが間違いではないのか。何でこんな頭がおかしい奴が銃を持てたのか?等々考えさせられることも。

精神疾患を理由に無罪を訴える裁判。

先々の治安、安心と安全な生活のために日々心を砕かれていることを改めて認識する意味からもご遺族のお言葉とそれぞれの弔意文に耳を傾けて終わりとします。

 

亡くなった池内警部と同じ長野県の警察官の長男将吾さん。

「父の背中を見て崇高な職業を志した。父が県民の安全と安心を提供するために職務に励んでいたこと、家族を本当に心から愛し、愛されたこと、私は誇りに思い続けています」

 

岸田文雄首相「皆様が示された職務に対する強い使命感、他者に対する献身的な思いやり、勇気ある行動に深甚なる敬意と感謝の念をささげます」