トトヤンの家庭菜園

小旅行、読書、TV番組感想、政治への関心、家庭菜園のブログです。(和歌山県)

イスラエル・パレスチナ問題・ガザ地区人道状況

パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスとの戦闘が激化しているイスラエルのテルアビブからの直行便が12日、成田空港に到着し、現地に滞在していた日本人が帰国した。
長女は「お父さんがまだイスラエルにいるのでとても心配。友達も無事でいてほしい」と話した。夫を現地に残して帰国した相本有穂さん(51)は「(日本に着いて)安全が確保されてほっとしたが、現地で親切にしてくれた友人に一言のお礼もできずに帰ってくることになって切ない」と複雑な思いを口にした。現地では1日に1、2回、サイレンが鳴るとシェルターに避難していたが、遠くから「パン、パン」と乾いた音が聞こえ、外出する人もおらず、街は閑散としていた。2人は川崎市のホテルに泊まった後、実家の福岡県に移動するという。相本さんは「夫も退避を予定している。早く停戦し、亡くなる人がこれ以上出てほしくない。あんなに悲しい思いをしたくない」「(現地では)外国人ということで気に掛けてもらった。いい人たちばかりで、早く戻りたい。(イスラエル人の)同僚の子どもや若手社員が兵役に出ていて心配だ」と表情を曇らせた。

松野博一官房長官は12日の記者会見で、イスラエルパレスチナ自治区ガザへの水や電力などの供給停止を決めたことに関し、「ガザ地区における人道状況は日々深刻化しており、深刻な懸念を持って注視している。今後の情勢を踏まえ必要な対応を検討したい」と述べた。
 同時に、ガザを実効支配するイスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃について、「テロ攻撃」と明言した上で「断固として非難する」と表明した。