トトヤンの家庭菜園

小旅行、読書、TV番組感想、政治への関心、家庭菜園のブログです。(和歌山県)

メディアも見るべきところ、見ていない

小沢一郎衆院議員も立憲民主党お家芸であるブーメラン投げが随分と達者になったとみえる。自民党のパーティー収入不記載事件で、衆院政治倫理審査会に出席するかどうかは本人の意思に委ねられている件について15日、X(旧ツイッター)でかみついていた。

ブーメラン▼「それでもまだ、こんなふざけた政党を支持できますか?」。などなど!まぁ、あくまでも、バーチャル空間でのつぶやきなんだけど。過去に遡れば政治と金の件では政倫審すら出なかった、あんたが言うかという問題。政権とったは、政治資金規正法の法改正すら、踏み込めなかったんだよな。あれからだって、お互い、制度はいじりたくないという本音のところが見え隠れだったんじやないのという意見すら。

 

それにしても今回の件で、自民党には、お灸、必要だろうな。

 

2日連続協議も自公の溝埋まらず議論は平行線 政治資金規正法改正めぐり

 

なんだかんだで、やはり、法改正の必要性にたどり着く。

だがマスコミの印象操作も、こんなものか。溝埋まらずなて、表現。とにかく野党もメディアも、それを面白がるかのような書き振りで、笑っちゃう。

そもそも、全体のルールを決める各党のスタンスをそれぞれに述べることすりゃいいんじゃないの。

野党案がすでに、まとまったかのような構え。本質、そうでもない実態あるのに、目眩しのように報道。メディアもどうなってるんだい、それら野党と同じ感覚なのか、与党案が出てくることがさも前提であるかのような物言い。これも、笑っちゃう。

政倫審、徹底、全容解明並行して、の主張。それは、理解するも、ケジメとしては、自民党が単独でも、示すべき問題で、連立の一画を組んでいる公明が同じように、政治資金の問題を起こしているわけではない。

なのに、間違ったタイトル先行の報道もリアルタイムに。

与党案は「巨大なブラックボックスを小分けするだけ」 政治資金規正法の改正巡り与野党論戦

最低の番組。なんだこのタイトルもちょっと違うんだけど。偏向はいかんでしょう。

 

いくらか、違和感の残った番組であっただけに、後から、検索、文字起こしのために、内容にアクセス、公式ページから拾う。

 

裏金事件を受けた政治資金規正法の改正をめぐり、自民党公明党がまとめた与党案の概要について、12日のフジテレビ系『日曜報道 THE PRIME』(日曜午前730分)

 

以下、番組での主なやりとり。

 

玉木雄一郞氏(国民民主党代表)
この期に及んでこんな(与党)案しか出せない、そしてそれを自民党は了承した。まず、その危機感(のなさ)がわからない。今回の本質は「非公開かつ非課税という金をなくそう」ということだ。もし非課税の恩恵を受けたいのであれば、それが政治活動に使われたという証明をきちんとしなければいけない。証明できないのであれば、つまり公開しないのならきちんと課税対象にしようということだ。税であろうが寄付であろうが一緒だ。ここをきちんとやろうというのが今回の本丸。政策活動費に加えて、文書交通費(旧文通費)もそうだ。非課税かつ非公開という国会議員にしか認められない恩恵をなくしてオープンにしようということだ。それなのにまだこんなところで行ったり来たりしてること自体、国民から見たら「自民党何やってんだ」ということだ。私は先週、公明党山口那津男代表に「こんな案だったら乗らない方がいいですよ」と言った。「(自民党との間で)変な与党案を、法案をまとめるのではなく、平場でやりましょう。われわれ野党も入れてやらないと本当に(自民党と)同じ穴のむじなとみられますよ」と直接伝えた。政治全体に対する不信感をどう払拭(ふっしょく)していくかという党派を超えた課題だ。こんなことであっち行ったりこっち行ったりするのはもうやめませんか。

橋下徹
玉木さんと山岸さんが言っていることは核心だ。これからの時代、非課税は非課税でいい。政治家が使う金、一定非課税でもいい。非課税という超特権を得るのだったら全部公開にせよ。公開ができないのだったら、国民と同じように課税せよ。もうそれだけ。

 

大きく出てるな。立憲民主党の山岸一生政調会長筆頭補佐と国民民主党の玉木雄一郞代表は、非課税の政治資金はすべて使途を明らかにすべきで、明らかにできないものは課税対象とするべきだとして、与党の姿勢を厳しく批判して締めくくった。偉そうに

前日の産経新聞では、輿石元幹事長を囲む出版パーティ。過去の政治資金収支報告のいい加減さを面白おかしく揶揄していた。「<産経抄>立民と教職員組合による「裏金」

 

立憲民主党ご意見番である輿石氏は、自民党派閥の政治資金パーティー収入不記載事件について「腐敗」の表れだと指摘するなど87歳の今もお元気そうで慶賀に堪えない。ただ同時に、「よく言うよ」とも感じた。「日教組のドン」として地元、山梨県職員組合(山教組)に君臨した輿石氏もまた政治とカネの問題と無縁だとは到底言い難い。輿石氏が「私自身の政治団体」と呼んだ山教組の政治団体山梨県民主教育政治連盟」(県政連)もまた、大規模な不記載事件を起こしている 組織率が9割超の山教組は長年にわたって校長3万円、教頭2万円、一般教員1万円、OB教員5000円の半強制カンパを行っていた。毎年数千万円は集まっていたはずなのに、県政連は輿石氏が衆院選で落選した平成8年に691万円、参院に初当選した10年に447万円を計上しただけで、後は政治資金収支報告書には「ゼロ」と書いていた。それが15年に小紙が問題を報じると同年中に寄付金を1021万円に修正。翌16年には5142万円に跳ね上がる。教職員組合による「裏金」で議員の座で、あり続けたタイトル通りの実情を炙り出してくれている。

当時の政治腐敗。小沢一郎絡む、陸山会、一連の不祥事、政治と金にまつわる問題な渦中にあって当時を責任ある立場でどのように見ていたのだろうかと。昨日今日、ベラベラとしゃべっていることを、当時に声高に言ってもらうべきだったなぁと。

 

 

 

その後には、政策活動費の検査では、このようなニュースも。あゝ例のフジテレビの

 

フジテレビが公明に謝罪 「政策活動費」巡る報道で 2024/05/16 2面  12日に放送されたフジテレビの報道番組「日曜報道 THE PRIME」の中で、公明党の「政策活動費」について誤った認識に基づき報道したとして、フジテレビジョンのチーフプロデプロデューサーが15日、公明党本部を訪れ、謝罪。

 

山口代表のお気持ちになってみれば、今頃、謝ってもらってもというところだろうな。