トトヤンの家庭菜園

小旅行、読書、TV番組感想、政治への関心、家庭菜園のブログです。(和歌山県)

安倍洋子、哀悼

一人の女性の人生としては背負いきれないものを洋子さんは抱えて生きてこられた。ご自身も総理大臣の娘として育ち、政治家の妻になって、ご主人に先立たれ、息子さんは総理大臣になられたものの、息子さんまで見送ることになって、お辛い時間も多かったと思います。心よりご冥福をお祈りいたします。安倍さんが旧統一教会と関係があった事は一見すると由々しき事だけど、その裏で重要な情報も手に入れていたと思う。

政治家は時として諜報員的な役割がある事を忘れてはいけません。

 

表面的な事象だけを観て安倍さんを憎み殺害した山上被告は余りにも短絡的だったと言わざるを得ない。あのようなテロ行為は絶対に許してはなりません。

 

父上は戦犯として囚われたり、ご主人をここから!という時に早く亡くされたし、安倍晋三氏は長く首相として確固たる地位と世界での存在感を構築したものの、衝撃的な最期を迎えてしまった。岸信夫さんは体を壊して引退なさった。

 

政治家の娘、政治家の妻、内助の功政治家の母。凄まじい人生だったことでしょう。

 

長く生きてこられた中で、必死にされてきたと思います、いろいろとご苦労も多かったと思います。この訃報は安倍派の解散と相まって一つの時代の終わりを告げるかのようにも感じます。政治家の妻、母として沢山の苦労は数知れず。現在の政権、自民党は安倍政権の凄さがより際立つという何とも皮肉な状況ではありますが、改めて、安倍家の凄さを感じる今日この頃です。あのような形で息子さんを失うとは思っていなかったと思います。母親として息子に先立たれるというのはとても辛い事だったと思います。週刊誌は色々書き立てますが、芯のある上品で強い女性のイメージしか自分にはありません。お母さまにとってみれば自慢の息子だったに違いありません。それだけにそんな息子を突然あのような形で失い酷いショックを受けてたでしょうし、許せない気持ちでいっぱいだったに違いありません。かたやマスコミはゴッド・マザーなんて言われ方をしていますけれど、嫁姑の関係にしたって、変化していくもので、たより頼られるのが常。自分の人生より、岸家にも、腹を痛めた我が子をやるぐらいだから、しっかりした政治家の遺伝子を待った気丈な人。息子2人厳しく政治に立たせたのに、まるで牛耳る鬼婆であるかのように揶揄するのもどうかなと思っていたし、憶測で、面白おかしくそのような絶対的な発言権の持ち主イメージ拡散する風潮もどうなのかと見つめていました。

 

人の親であることには違いないし、我が子のことを国民から最も愛された歴代最長総理安倍先生のイメージで生涯を終えるならいざ知らず、間際になって我が子がいくら憎まれることがあったとしても、凶弾に、倒れるなんて、降って湧いた別れ。生前に果たさねばならなかった母親としてのショック。

いかばかりか。慰められる事を言うとすれば

日本を何度も危機から救い、世界との調和をはかり、国民の生活は豊かになり経済成長も成し遂げましたという大筋のところ間違いない家系と思います。岸信介安倍晋三、お二人の功績は格別で、特に、戦後復興時の安保闘争を上の世代の事とはいえ、周囲の親世代でさえ、岸信介には批判的ではありましたから、余計に、それらを跳ね除けての御奮闘ぶりは実感として受け止めています。

 

左巻きの連中は称賛もほどほど偏向映画を撮ったりして、人の命に対するリスペクトがまったくなかった。これらも日本の現実。日本の罪。安倍洋子さんを可哀想がられても、亡くなった本人にしてみればやり遂げたという、気持ちの方が強かったのでは、なにも、可哀想がられることはないと。悲しむべきは、日本国民の何もわかっちゃいない、このような意見、政治と金、その温床のすべてが安倍派だみたいな、それこそ、そっちの繋げ方の、ほうが、悲しむべき、これらのほうが可哀想がられるべき事態ではないのかと。

もっとも批判されるべきは、なんら説明責任はたさない、残った五人衆のメンバー。この罪。これは、重いだろうなと。