トトヤンの家庭菜園

小旅行、読書、TV番組感想、政治への関心、家庭菜園のブログです。(和歌山県)

見てる景色が違うのか

日中首脳会談 懸案未解決では喜べない。

 

 

また、中露首脳会談も世界の安定に寄与しない。

 

「蜜月関係」をアピールすればするほど、そう演出せざるを得ない国情が浮かび上がる。中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領。国際社会から強く非難されているプーチン氏を厚遇する姿勢には呆きれかえるばかりである。中露両国は結託して、米国や国際秩序に対抗するつもりかもしれないが、国際法や人権を軽視し、力による現状変更を辞さない国家が国際社会から信頼を得られるはずはない。信頼されない国家が世界の安定に寄与することもあり得ない。

 

中国との対等な関係を強調するロシアだが、実情は異なる。米研究機関などによると、ロシアは2017年時点で1250億ドルの対中債務を抱えている。中国はロシアに「一帯一路」向け資金の3分の1を融資してきたが、米欧の対露制裁でほぼ全額が不良債権化しており、中国に頭が上がらない〝属国化〟を指摘する声も出ている。中国にも誤算が生じている。インフラ建設支援などで新興・途上国と連携する枠組み「一帯一路」は、中国の過剰な融資によって途上国が苦しむ「債務の罠」が取り沙汰され、当初の期待は警戒へ変わった。中国は今回の会合に140カ国以上の代表が参加したと喧伝したが、首脳の出席は東南アジアやアフリカなど一部の国に限られた。ここへきて中国経済の成長鈍化がはっきりしてきた。これが中国共産党政権の土台を揺るがす可能性もある。日本は米欧諸国と協力し、実のある支援で新興・途上国を引き込む動きを強めたい。それが中露の専制指導者の国際秩序攪乱を抑えることにつながる。

 

国際社会は、それらを容認している訳ではないが、現状を誰かのせいにして、憂いても始まらない。振り返る事件の検証。北朝鮮は、他国で異母兄弟の兄を暗殺しても、なんらかのお咎めも受ける事なく、それ以降に関しても日本も静観の構えなのか。そうではないでしょう。

 

 

マレーシアで命を絶たれた金正男。実行犯は、いたずら番組との触れ込み、信じ込まされ、気付いた時は遅しで、スタッフはトンズラされてしまっていた。

主権を侵害された、マレーシアも散々な目にだろうけれど、犯罪者に仕立て上げられた、女性二人。事実、犯行は犯している訳なんだけれど、ある意味巻き込まれた、インドネシア女性も、ベトナム女性も、生きるか死ぬかの重罪犯一歩手前に、一次は。犯行のカラクリが、監視カメラのあったおかげで、時系列に、仲間の動き含めて、見る素養のある人が見れば分かってくる。インテリジェンスの世界。マレーシアは起訴するも。裁判の行方は?そう見守るなかで、主権侵害された、国々のメンツからだろうか、本当の首謀者のほうは国外に逃げられ裁けないまま。

国の威信をかけた、外交交渉も奏してか、お咎めなく、釈放の運びとなった二人。北朝鮮ベトナム共産主義国仲間ということもあって、危ぶまれた審議の行く末。ご当地の捏造番組に乗って国外で犯罪の片棒を担いでしまうという罪。

釈放の結論を聞いた時はさどかし、飛び上がっるような、心境でもあったでしょう。そこに至るまでの母国での政治的な国家間のやり取りの詳細までは知る由もない。しかしながら、あっぱれと思うのは、インドネシアベトナムも自国民のおかれた窮状には黙ってはいなかったということ。北朝鮮から、仕組まれた犯罪の片棒を意図することなく、無自覚にいたずら番組だと、信じこまされたと、分かってきてからの、判断の速さ。

それも、当事者は、国外での出来事。救いの手を差し述べるにはハードルは勿論あったでしょう。それでも、粘り強い交渉に持ち込めたのは、検証できる、監視カメラも大きな一役を果たしている事を痛感します。

 

日本国内での拉致問題ももっと声大きくして、なんとか救出の手立てを立てられることを願うばかりです。

思えてくるのは、主権侵害されたという国家の意思の持ち用が、広く、国内に重層的にあるかということです。

 

北朝鮮と相対する、二国間交渉。国際社会からの人権意識、喚起、それから、国連の応援も受けての、数々のそれまでの要求も届けてくれましたが、一向に、まともな向き合いかたにも、進んでいっていない状態。

 

国外、旅行先での甘い話、その先に北朝鮮にかくまれてしまうという場合もあったでしょう。しかし、多くは、国内で普通に生活していた日常から、ひとっ飛びに拉致されて、海の向こうに囚われしまったのが多数。

 

一部の、跳ねあがりによる犯行と、説明されるも、国家犯罪を認めていた、時の、金正日。こちらから詰め寄るような監視データも、ある訳もなし、その必要もなく当局の側で犯行は認めて、その上に謝罪も受けたのだ。その後、しかしながら一旦は示された資料も、精査するうちに、死んだと報告される人物。骨はDNA鑑定との違いも発覚。その不信から、再交渉望むもなしのつぶて。

 

その後の交渉チャンスはといえば、米国大統領、北からの核ミサイルの脅威突きつけられて、拉致どうこうよりも

腰を起こさざるを得ない状況から、米朝会談に。

何もやっていないのメディアの声も一方に

ある中、安倍晋三氏からの指図もあって、トランプ大統領は拉致者開放併せ非核化とダブル交渉に。

宥和ムードから、一転、課題は、そのまま、残すことに。その後の流れでは、非核化どころか、核ミサイル最大化の流れで、拉致問題は、解決済のスタンス崩さず。関係悪化の一途。

 

東京新聞の望月衣塑子記者また出て来て、メディアで賑わしてる。中国民主化運動に身を投じた石平氏が痛烈批判 

「権力と戦うとは彼女のやってるのは吐き気を催すうぬぼれだ!」

 

ちょっと以前には、このようなお騒がせ。

 

元近畿財務局職員の妻、東京・望月記者とのトラブル言及「今は一切連絡しても電話も取ってくれない」決裁文書の改ざん問題の件。

 

メディアを利用するつもりで、利用されている。どうりで、そんなところでしよう。

 

いやはや。

国内の蜂の巣を突いたような騒がしさ。

 

「『答えてはダメ』と書かれているのか」と望月記者、松野長官に挑発連発

 

それはそれとして、以下の反応をも巻き起こしていることの方が大事。

 

日本の国際環境、周辺の変化みても、そんな事、やってる場合でもないでしよう。