日本辺境論あたりは良かったのだけれど、もう彼の評論なんか、有難がって読むこともないだろう。
コロナ禍での政治的な発言が目立ってくるにしたがって、すこしく危惧はしていたけれど、もうその発言内容、聴くにつけ真逆の認識の多い事。
安倍政権批判に至ってはかなりのエッジの効いたメディアでの露出。
といってもマイナーな世界が多い事ゆえ、気にもしない人は多いだろうけれど、
自分には違和感。
尊敬もして、一時は耳を傾けてもいたのが、笑えても来る。
国葬非難していたあたりから決定的に。
そろいもそろって、ははーん。
よく、理解できました。あっちのほうにつきましたか。
残念の感も薄し。
よりによって、徒党を組みたがる、団塊の世代、後遺症のように
そういって、わかったかのようにいうのも
おこがましいのかもしれませんが。
ただ、哲学分野で、思想界に登壇されてきた人であっただけに
オルテガ流の風刺を
その批判に効かしてくれほうがよかったのにというのがこころ残りといえば
いえるだろうか。
懺悔録?共犯関係!
得心。
プロバガンダも芸術的、