トトヤンの家庭菜園

小旅行、読書、TV番組感想、政治への関心、家庭菜園のブログです。(和歌山県)

注目過去記事チェック2題

 

 

 

◆中国非難”の国会決議 「全会一致」へ苦肉の策 人権改善を優先


“中国非難”の国会決議 「全会一致」へ苦肉の策 人権改善を優先c 産経新聞社 “中国非難”の国会決議 「全会一致」へ苦肉の策 人権改善を優先
 新疆(しんきょう)ウイグル自治区など中国の諸民族が直面する人権侵害行為を非難する国会決議に向け、与野党の有志議員が調整を進めている。決議文の原案には国軍が市民を弾圧しているミャンマーの事案を盛り込んだ一方で、中国の国名は明記されていない。“対中非難”の色合いが薄れることを懸念する声もあるが、全会一致が求められる国会決議の実現を優先した苦肉の策との見方もある。

 「ミャンマーを入れることで意義が薄まる。筋が違うのではないか」。自民党有志による「南モンゴルを支援する議員連盟」の21日の設立総会で、出席者の1人は国会決議の原案の書きぶりを問題視し、「ミャンマー問題」は別に決議すべきだと主張した。

 「深刻な人権侵害に象徴される力による現状の変更を(中略)強く非難する」などと中国政府を念頭に置く決議文の原案が、新疆ウイグルチベット内モンゴルの各自治区、香港などへの人権侵害とともに、ミャンマー事案に触れていることへの違和感があったようだ。

 だが、出席者のこうした声に対し、日本ウイグル国会議員連盟会長として原案作成にあたった古屋圭司国家公安委員長は不満をあらわにして退席。周囲には「俺だって内心は『中国ふざけんな』だ。だが、自分の主張だけ唱えていたら何も進まないんだ」と本音を漏らした。

 決議文をまとめる上で最大の障害となっているのは各党の見解の相違だ。

 立憲民主党が主導する野党系の超党派有志でつくる「『人権外交』を推進する議員連盟」は、「ミャンマー問題」を決議文に盛り込むよう要求。また、伝統的に中国共産党政権と結びつきが深い公明党は中国批判には慎重な立場だ。

 人権外交に関わる法整備の「土台」となる決議は原則、全会一致が条件だ。ミャンマーの事案を分離し、中国の国名を明記すれば決議の趣旨はより明確になるが、その場合は公明や立民が反発しかねない。このため、古屋氏は立民や公明の幹部と交渉を重ね、「最大公約数」を得られそうな文案を練ってきた。

 「理想」よりも「現実」を優先した古屋氏の胸の内を代弁するように、南モンゴル議連の総会では衛藤晟一元領土問題担当相がこう場をとりなした。

 「国会決議は多くの政党が『うん』と言わないとできない。一定の幅をもって協議してはどうか。でないと、何も決まらないかもしれない」

 

 


2021年03月27日
◆(アメリカが「安倍に替われ」と言っているのではないか)
・産経ニュース から、

記事は以下のとおり。


・「【米大統領、安倍前首相に祝電 『世界中で協力の進展助けた』米財団表彰めぐり】産経ニュース 2021.3.26


・「〔安倍晋三前首相〕は26日付のフェイスブックで、米国の財団から『世界の政治家』に選出されたことをめぐり、〔バイデン米大統領〕から祝電が寄せられたことを明らかにした」


・「祝電は〈世界中で協力の進展を助けてきた安倍氏の思いやりのある働きに対して表彰が行われることに、心からお祝いを申し上げる〉とつづられていた」


・「その上で、バイデン氏は〈世界中における安倍氏の意義深い貢献、そして安倍氏自身による長年にわたる日米同盟のかじ取りに御礼申し上げる〉とたたえた。安倍氏はバイデン氏の祝電に〈改めて賞の重みを感じている〉と投稿した」・・・

 


・日本国内では〈モリカケ〉や〈桜を見る会〉、挙句は〈アベノマスク〉と、野党・サヨクメディア・サヨク学者らだけでなく自民党内からもそのスキャンダラスな内容に目くじらを立てられてケチョンケチョンの〔安倍首相〕だったが、アメリカ財団と〔バイデン〕が救ったカタチだ。


・何せこの財団が選出した『世界の政治家』は過去2例しかなく、〔安倍元首相〕で3例目だ。


旧ソ連ゴルバチョフ氏〉
〈ドイツのメリケル氏〉 そして今回の
〈日本の安倍晋三氏〉だけである。

 

支那の【孔子平和賞】でなかったことは幸いだが、アメリカからの「秋に自民党総裁選に出て(安倍三選)、日本の憲法改正を実現せよ」というサインに思えて仕方が無いのは、はたして自分だけの印象なのだろうか?

 

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 対中国感情は複雑です。

中国の禍機(かき)

「日中外交のあるべき姿を聖徳太子に学べ」が実によかったことを思い出している。

2019年のNHKの放送であったと思う。
検索してみて、ヒットしたのはこの英雄たちの選択「“日出づる処の天子”の挑戦~聖徳太子の外交戦略~」


飛鳥時代、遣隋使派遣によって日中外交の扉を開いた厩戸王聖徳太子。大国・隋を怒らせた「日出づる処の天子」の国書。その知られざる真相とは?太子の外交戦略に迫る。

という内容。やはり、そうだった。

加えて、昨今の中国に対するイメージの変わらなさと、変わる部分。

中国には、自国に警告を発するような人士はいないのか。

今日のブログ、タイトルは朝河貫一の顰に倣って、

中国の禍機(かき)というタイトル。


今、一番言いたいことを綴ってみようか。

中国外交学院・蘇浩教授の発言がインタビュ形式で載っていた。

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「日本の行動は中国と日本の関係を前進させるのではなく後退させている」と。このような記述から


尖閣諸島日本領土でなくて、中国としては認められないとまで、明言して、威嚇
領海侵犯くり返してきているのは、どうとらえたらいいんだろう。


尖閣諸島に軍事的圧力をかけている中国がよく言うよ。という気持に。


とくに、習近平政権になってからが顕著。

いかなる、力による変更も断じて認める訳にはいかない。

当然ながら日米は緊密に連係もとらなければ、ならなくなる。それはより一層とね。

中国はそれが、気に入らないという訳か。

南シナ海の9割が、中国の国際ルール逸脱、越権行為に起因している。
近隣諸国と摩擦が激増している。


困っている国々は日本だけでなくベトナムふくむ数多くの東南アジア諸国だ。


尖閣諸島近海に石油が埋蔵されていることが分かって、「中国領」と言い出したのではなかったのかい。それなのに、「米中対立が激化した場合、仲介役に立てるのは日本しかいない。」だと、この教授よく言うよ。

「日本はこれまで中国と米国の間でかけ橋の役割を果たしてきた。ところが自らの立場を変えて、米国を助けて中国をたたこうとしている。
非常によくない。中国と日本の間には共通利益がたくさんある。東アジアの地域的な包括的経済連携(RCEP)や環太平洋経済連携協定(TPP)はその代表例ではないか。
それにもかかわらず、日本の行動は中国と日本の関係を前進させるのではなく後退させている」だと。温厚な顔に似合わず。

 


仲介役をお願いしたいという側が、そのようなこと頼める、日本への振る舞いを習近平政権がしてきたのか。そういう気持ちにもなろうというもの。日本の海上保安庁を悩ますばかりの、威嚇挑発の、それこそ、頻発情況。

それなのに蘇浩教授の発言「中国の発展と台湾の統一は背くことのできない時代の流れだ。共同声明は、中国が最も重視する「核心的利益」に触れる内容で「反国家分裂法」にも抵触する。このようなやり方は非常に危険だと思う」

いったい、何をいいたいのか。理解に苦しむ。このようなやり方。?日米会談批判の的はずれな内容。当然ながら価値観を共有する意味から、日米協議しなければ、ならなくなる。安全保障の件も
人権の件も、民主主義の件も。

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「核心的利益」という言葉で、印象に残っているのは、尖閣諸島の件でも使われていた。

日本にそれを聞かせて、中国の言い分に耳を傾けよというのだろうか。

 

台湾は中国の一部であるからして、他国がいらざる心配をするなという訳か。台湾統一。これは、香港についでの核心的利益だから外野から、文句つけるなという訳なのだろうか。あきれます。

反国家分裂法」に抵触するから、抗議しますだと。

そんな手前勝手な法。

正気で他国に耳傾けてもらえると思って言ってるんだろうか。

分裂作ってるのは
自らの習近平政権の失政に負うところが大なのでは?

 

隣国に対しては、寛大で、寛容なそれまでの国際化の流。

グローバリズムは経済もそうだけれど、お互いの、交流
ひと、もの、金ばかりではなく、相互の文化理解も進んできた。

日本に観光で来るにしろ
ビジネスで来るにしろ、かつて受けた反日教育と実際の日本とを
比べながら
時を経てくるごとに、修正もされてきたんだろう、先方
中国人民の日本にたいする印象は好感度アップの流れに。


しかし、日本の国民の対中国印象はというと、悪くなる一方ではないのか。

昨今は、嫌いな国のナンバーツーかワンになろうという勢い。

内モンゴル人権問題
ウイグル人権問題
香港、一国二制度の事実上の崩壊
台湾、中国軍戦闘機威嚇

 

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台湾側の脅威も相当なもの。

陸中国に対するそれまでの印象、コピー商品とか

海賊商法

著作権、商標権侵害


そもそも、そういう概念への無頓着さには我慢しながらも

制度の助言等は
してもきていた日本。

戦後賠償放棄の中国側の勇断も配慮しての国の判断で

政府開発援助はしつづけ

それも、効を奏しての経済拡大、益々の強国富国、科学技術立国、大中国に。


それらの過去の援助の事実のほうは中国人民にはたして

どれだけ伝わっているんだろうと思いきや。


一部の高学歴の層を除いて

ほとんどの中国人民には正確には伝わっていないという実態。

いまさら、そんなこと嘆いても、遅いんだけれど

それも現実。

教育が党指導部から、各層

各界にいきわたるように、

自由な価値観を尊ぶ社会ではなく、

共産党のきわめて、主観的な

反日教育がやむことなく続けられていた。

インバウンド政策が助となって


日本に訪れてきた中国人達から、認識を改めたのか、わずかながらも静かな日本ファンと、

リピーター爆買い観光客。


しかしながら、いっときの夢とついえたかのようなコロナ不況。

中国のそれまでの、実態
隠れていた正体のほうも浮かび上がって


日本の側も向き合わざるをえないことに。

 

尖閣おびやかしにきといて

米中関係の狭間で

日本は中立であらねばならない

というような中国側の言い草?

どもならんなあと

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それ、以上にどもならんのは、日本のマスゴミ

マスコミは批判が仕事という、確かに性格。

それは認めたとしても

何処みてる。

なにも見てない。

といっていいぐらい、いい加減。

まあ、影響受けまくる人少なからず。

昨今は、その影響もろに中国非難やる輩が出ても来ている。

聞いてまたビックリ、

中国人民も、中国も共産党も一緒くたに

批判するように

コロナ対策批判している。

それで、正確な仕事していると

思い込んでいる。

また、脚光

浴びてると思い込んでるんだから仕方がない。

馬鹿は休みなく。

今日も緊急事態宣言したことに関しても

馬鹿な質問する

ことは、予想を裏切ることはない。

胡適_朝河貫一

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身近にある過去から考えようとしている。弟の世代やまた息子、娘たちからの世代からも学ぶつもりで。

YとMとは親しく会話している。机を並べて学んでいる。
まるでパレスチナとイスレエルの引きずってきた関係がこの両者においては
消えうせたかのように仲良くである。
お互いが日本への留学生。
身近にある過去から考えようとしている。
弟の世代やまた息子、娘たちからの世代からも学ぶつもりで。


それらを見て数年前にも似かよったケースを見ていたことを思い出す。
一つの中国をめぐっての一方での論争もある中で。それまでは大陸側からの武力解放も辞さないという発言もあって、
まさかkとOとの間で冷静でいられる訳はないだろうというのが大筋のところだった。
しかし、微笑ましい誤算だったのだ。
つづいてあれは天安門での民主化運動で騒がれていた頃。
きわめて困難な時期。同じような冷静さが示された。

広場にあつまった学生を鎮圧に乗り出す政府軍装甲車。
彼らも息を呑んでテレビ画面を。
改革開放経済にむかってデリケートな問題となってしまっていた。
G8では国際社会がこぞって経済制裁をすべきだと議論し始めていた。
日本の対応は
その大勢がどこにむかうか、いわば様子見といったところだった。
kもOも。寡黙なふたり。
政治的発言は慎重にして控え目だった。
とくにkの同学には党幹部の子弟が多いだけに、どこで、どういう発言がひろわれ、それが母国に伝わらんとも限らないという用心なのだろうか。
身内に等しい学生にまで警戒心を高め心を閉ざしている風にも見えたのだ。
それにはOも心を痛めていたはず。
助走するかにみえた開放経済路線が頓挫すれば、ますます、良好だった両岸問題は遠のいてしまう。
それがkとOの共通の認識だったのだ。
ふりかえって当時の彼らの強い意志がどこによってたつものなのかと、想像をめぐらせている。
彼らの警戒心は何のためであったのかと。
kにそって云えばそれは異国でつかんだ台湾との友情を失わんが為。
相互の観点からみればそれは将来の友好の絆を失わんが為。

そして両者とも口にするのは、共に過した日本の地を第二のふる里だと云ってはばからない。

そして、彼らは両岸問題を乗り越え、今やビジネス現場ではタッグを組んでいるのだ。
ウィン・ウィンの関係を象徴するように。
それに比していまは国際社会での日本はどうだ。
経済的にはアジアのなかでの日本の沈下傾向がますます囁かれている。
そして、その自信喪失の裏返しでもあるかのように一部では尊大な態度が目に付いてくる。

そうなるとやはりやりきれない。
近くは近畿圏のとある番組でのシーンがその悪例だろう。(一番云いたい事を寓話的に語ればこのような感じなのだ)

6/5日曜日の昼一時半からの『そこまでいって委員会』。(何年前か?ちょっと不明)
番組のコメンテーターのひとりの態度。国旗の件に話が及んだ時に、
大人気なくも声を荒げて中国出身の女性タレントに暴言を吐いていた。
自分の中にも同種の意見は確かにあるもののこういう出方をされるとすべてが興ざめなのだ。
一体いつからテレビにでる大人がこうも
狭量な人になったのだろうかと。

偏向した歴史観から、戦犯旗呼ばわりされる発言におなじように合点できないのはやまやまだけれど、

そうかといって、罵声とかヘイトは頂けない。

隣国と言ったってアジアからの進出してきてる滞在者や、観光客のほうが日本を理解しつつある。
自分の場合は深くは知らないのだ。戦争経験世代の書き記した体験
あとは旅行、紀行案内番組、取材記事。

とくに台湾は、Jポップやアニメなど日本のサブカルチャーが溢れている。

日本文化が好きという台湾の若者のことを哈日族(ハーリーズー)と呼ぶらしい。

ふりかえって、日中国交回復時に、印象に止めた人物、事柄、順不同で、備忘録のように記しておこうかな。

林麗ウンさん
 1933年3月、台湾・台中生まれ、40年から52年まで、日本・神戸の小、中、高校で学び、神戸中華同文学校の教員となる。52年に中国に帰国し、北京大学で生物学を学ぶ。

53年から中連部に勤務し、局長となる。全国人民代表大会常務委員を五期つとめた後、現在、中国共産党中央委員、中華全国帰国華僑連合会副主席、中国国際文化交流センター副理事長。

 

 


Eテレ「日本人は何を考えてきたのか(6)」石橋湛山

民本主義社会主義軍国主義マルクス主義へと、多くの知識人が転向を繰り返す中、湛山は時代の潮流に流されることなく、
あくまで自らの信念を貫いた。帝国主義全盛期における小日本主義の主張、ファシズム戦争への不屈の抵抗、冷戦下の「日中米ソ平和同盟」
構想など、驚くべき洞察力と先見性をそなえた湛山の言論

台湾の総統、李登輝
説明:●岩里政男氏は日本名で、台湾名を李登輝(り とうき)氏といいます。
●昭和63年(1988)~平成12年(2000)の間、中華民国の総統でした。
憲法を改正し、永年地位が保証されていた外省人国会議員の特権を剥奪します。外省人とはもともと台湾にいた人ではなく、戦後移住してきた人のことらしい。元からいる人は本省人というそうです。沖縄のウチナンチュー、ナイチャーと似ているのかな。
●総統選挙を実現させ、任期を米国と同様に1期4年、2期までとするなど、数多くの改革を行ないました。
親日派で知られます。今でもいちばん上手に話せる外国語は日本語だそうです。
中共政府ににらまれていることはご承知のとおりです。でも、平気の平左、我が道を往く。
参考:HP「李登輝 Wikipedia」(2020年の7月にお亡くなりになられました。)

 

それから、
朝河貫一のことも外せない。

『朝河貫一』の『日本の禍機(かき)』という論文原稿

すぐに日本で出版され、大きな反響を呼びおこす。

『列強をまねて植民地獲得の侵略戦争の道を歩めば、やがて日本は国際社会で孤立化し、アメリカとも戦わざるをえない状況になり、悲惨なことになる』と洞察しています。

その後、日本は彼の危惧したとおりの歴史を歩んでしまいました。

彼が亡くなったのは1948年ですから、日本のみじめな敗戦を、悲しみを込めて、アメリカで見守っていたことになります。

イェール大学在籍の日本人で、世界的歴史学者の朝河貫一からの母国への忠告。

彼の心からの諫言(かんげん)を受容できなかった日本の指導者層。

アメリカかぶれに、日本のことが分かってたまるか』という反発があったのかもしれません。

日清戦争』『日露戦争』に勝って、自分たちを過大評価し始めた日本が、西欧の列強をまねて、植民地主義、軍事拡大路線に走ろうとする日本。

『国際的孤立化、国家滅亡への道』であると観て、鋭く批判。

西欧の自由思想、合理主義を身につけながら、それでも最後まで日本のサムライのプライドを持ち続けた日本人であったのでしょう。

『異文化を理解し、その上で日本文化を主張できる日本人』という、これからの日本人が目指すべきお手本のような人物が、100年前に存在していたことになります。

生前の彼を知るアメリカ人は、彼の英語が『完璧』であったと、口をそろえて述懐しています。

明治維新、戊辰(ぼしん)の役で官軍に敗れた二本松藩(現在の福島県)の藩士の貧乏息子、朝河貫一。

渡航資金もままならなかった朝河を支援した大隈重信アメリカ女性と結婚してアメリカに永眠するも、自分を理解し支援してくれた縁は忘れない朝河の死の間際までの活動。

それに、受け入れてくれたアメリカの懐の深さも感じていただけに、それらの自身の運命的な定めとしての役割、天啓のように。

追加考察メモ


朝河貫一と胡適

 

 

 

ピンポン外交50周年

今は亡き周恩來総理と後藤鉀二日本卓球協會會長
後藤氏も戦争の爪痕を負っている。1945年3月の空襲で1歳半のご長男を亡くされていることを。

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あの名古屋大会の直前に、毎日新聞の特集記事にこのような文章を寄稿されているのだ。
(ピンポン外交と後藤鉀二  鄭 躍慶)から引用させていただく。

「忘れもしない。12日の大空襲の夜。ジフテリアで名大病院伝染病棟に入院していた邦昌は、看護婦らに抱かれて鶴舞公演に逃げた。
しかし、猛火の外周の空気は急に冷えたために病状悪化、14日幼い命を断った。火葬場の満員をいいことに棺を抱いて私は寝ていた。
骨にするのにしのびなかったのです。18日に骨にした夜の空襲でした。火炎をのがれて池下へ来たとき、もう夜は明けかけていた。
いま、私は平和への祈りを込めて世界卓球大会の成功を祈っている。」
「国の援助を受けている卓球協会が、国交のある台湾ではなく、国交のない中国を招くのは問題ではないか?」と、周囲は中国チームを招くことには批判的だった。
1960年代の後半から70年代の初めにかけての「文化大革命」のため、中華人民共和国は国際舞台から遠ざかっていた。
しかし後藤氏は、「隣の大国である中華人民共和国との友好は、今後の平和のためにも絶対に必要なことだ」という信念のもと、
中国へ招待状を送った。しかし、中国政府からの返事はなかなか来ない。そこで後藤氏は自ら北京へ赴き、
中国政府に対し「卓球を通じて日中の友好を深めよう。それが将来の日中国交正常化の架け橋になる」と説得した。
対面したのは周恩来総理。当時最強の卓球王国とされていた中華人民共和国
後藤さんは、「世界最強の中国が来ないのでは、世界大会とは言えない」と中国チームを1971年の卓球世界選手権名古屋大会に招待を明言。後藤氏の熱意に打たれた周総理は
「後藤氏のような友好人士は支持しなければならない」と最終決断を下す。
さまざまな困難を克服し曲折(それまで加盟していた台湾のこともある)を経て、中国チームの名古屋大会参加が決まったのだ。
中国の卓球は再び国際舞台に復帰することができたのだった。
世界大会に中国選手団を招いた成果は、意外なかたちで実った。
中国代表団のバスに間違って乗りこんだアメリカ代表団の選手が、中国選手に親しく声をかけ、握手を交わすというシーンが生まれたのだ。
これをきっかけに、その後アメリカ選手団は北京を訪問。そこで受けた熱烈な歓迎は、中国側からの「中米関係改善を望む」というサインだったのだ。
アメリカ側は中国の意思を理解し、当時のアメリ大統領補佐官キッシンジャー氏の極秘訪中を経て、
1972年2月にはニクソン大統領の中国訪問が実現。それが1979年のアメリカと中国との国交樹立に結びついていった。
また、1972年9月には日本の田中角栄総理も中国を訪問し、日本と中国の国交正常化が果たされるのだ。
後藤氏の熱意が中国卓球チームの参加を実現させ、さらにそれが米中、日中国交回復という大きな歴史的転換点をつくりだしたのだった。
もし、この大会への中国選手団の参加がなければ、米中、日中の国交回復はもっと遅れ、中国の国際舞台への登場もまた後になっていただろうと。
中国と日本、アメリカの国交回復のきっかけにこれら成したことは生半可なことではない。
当時中国と国交を結ぶために尽力した人物は、松村謙三さん、高碕達之助さん、有吉佐和子さん池田大作先生など何人かの方が。

みんな命がけの決意と信念でやっておられ、後藤氏の例にかぎらず、いやがらせもあっただろうことは想像する他ない。想像を絶するという方もおられる。

BSジャパン周恩来 日本を最も愛した中国人」2011年9月18日(日)

 

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番組再視聴内容概略 
フィルムで紹介された主な人物
▼東京留学で出会った日本人、吉野作造
▼日本卓球協會會長、後藤鉀二
▼日中国交回復の信念を貫いた宰相、田中角栄大平正芳外相
▼日中国交回復を提言、中国人留学生を初めて受け入れた、民間外交の池田大作
 政治手腕と人間性から、今でも中国国民に“国父”と呼ばれ尊敬されている周恩来。様々な障壁を乗り越え日中国交回復を果たした中国の初代首相のことを中国人の
肉親、秘書、通訳、また周と接した日本人が語る秘話と貴重な映像、資料等から、 周恩来の果たした役割、日中友好にかける思い、日本への思いを紐解いていくものでした。

番組では触れられていませんでしたが当時、視聴した時は中国と国交を結ぶために尽力した人和歌山出身の作家有吉佐和子さん1931年- 1984年(昭和59年)

のことを思いだしました。


そして、今
ちょうど、ピンポン外交50周年の佳節。

 

米中のピンポン外交50周年の佳節だけれど、あんまりそれに、相応しいような明るいニュースはなくて、

中国指導部の尊大な振る舞いばかりが、目につくといったところ。


中国軍機25機が4月12日、相次ぎ台湾のADIZ防空識別圏)に侵入した。

中国は昨年、過去最多の380回も台湾のADIZに侵入しているが、台湾の独立を認めていない以上、「自国の上空を飛んでいるだけ」とシラを切り、威嚇行為を続けている。

これに対して台湾側は、ミサイル防衛システムで中国機を追跡すると発表した。
ここ数カ月、中国が台湾に対する嫌がらせを強化している背景には、中国国内のナショナリズムの高まりと、バイデン米政権による「アメリカは民主主義国である台湾を支持する」という、伝統的な外交姿勢の再確認がある。
4月半ばには、バイデン政権は、リチャード・アーミテージ元米国務副長官ら米政府の要職経験者3人を非公式派遣団として台湾に送った。
中国が実際に台湾に侵攻する可能性は依然として小さい。だが、中国指導部が冷静さを失えば、海か空での小さな衝突が、たちまち手に負えない規模に拡大する恐れも。

 

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民主党政権時の誤った対応のあったことも苦々しく。

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チャイナリスク

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処理水放出に文句言ってる奴らは少し脳みそ使えや。

 

でも、何年政権担ってたと思ってんの?長年政権担って原発バンバン作った自民党の責任だろ。

コイツ、何言ってるんだ? 
立民は国民がもう忘れているとタカを括っているかも知れないが、責任の一半は彼らにある。
こともあろうに他人面して政争の具にするなんてとんでもない。
(産経新聞)せやなという言葉以外に出ないくらい正しいよ。


原発の「安全神話」を作り出し、それに浸りきって安全対策を無視し事故に至ったのに、原発推進している政党は?それに加担している政党は?その責任は?


それ、うけ狙い?

いずれの党もすでに方向転換決めているよ。マスコミが不勉強で、それに踊らされているだけなんじゃないの?


何でも反対の野党、全漁連も補償金欲しさにしか感じられないし、風評を作っているのは漁師だ。
民主党政権下の事故、お前らも責任を感じろよ。
色々腹立つ  


連立を組んでいる党だからって

責任逃れを言うなよな!


 
事故った時の政権は旧民主だけど、事故った原発政策を強力に推進したのは自民で、近年、その自民と一緒に歩んでるのが公明。
責任持ってやってる政党なんて無いじゃん?

 

いやいや、政権与党の一員として明確なエビデンスを提示して、世界中の国々に説明する責任がある。


そんな問題は話せば、わかる問題。それこそ、


話してもわからない、もっと、もっと、声を大にして語ってもらいたいことはウイグル人権問題。中国にわからせるのは至難だぜ。


公明・山口代表、ウイグル対中制裁に慎重姿勢「根拠なければ外交問題を招きかねない」 ってどうよ。


科学的根拠に基づいて安心なら海洋投棄も仕方ないんじゃと、中韓からの批判にたてついたように

同じ勢いで、ウイグルの問題でも向かってもらいたいもの。


親中のイメージしかないけど。

確かに新聞紙面も、TVも、そのような報道みたけれど、どこまで信用していけば?

山口代表の言う通りかも。


原発の件が、野党が「海洋放出ありき」と反発していることに苦言を呈したように、


ウイグルの件でも、公明党、隣国の中国に向かってもらいたいもの。


自民党なら、わかるけど、それ無理なんじゃない。


中韓が根拠のない不安を煽り、対日非難に手ぐすね引いている。


だから、「国際社会に対しても科学的な根拠に基づいた発信に努めていくべきだ」と言っているのは、その通りなんだから、同じように明々白々な根拠をもとに。

 

でも、ジェノサイド騒がれてんのに慎重姿勢のまんま


公明・山口代表、ウイグル対中制裁に慎重姿勢「根拠なければ外交問題を招きかねない」ってか?

 

これも、相手の首脳に、スッと
伝わること意識した、上での発言。外交的にも。

字面どおり、「根拠なければ外交問題を招きかねない」


そのとおりなんだけれど、根拠が押さえられれば、見過ごしませんよ

というメッセージのボールにも受け取れる。


人権問題に関心が高いという印象からは遠のいて見えるんだけど。そうなんかなあと。


まあいい。とにかく、中国人がどうこうなんじゃない。中国共産党習近平政権が、嫌いなのよ。


文句言ってくれる政治家であればいいのよ。


なにがって、

尖閣諸島周辺みても、


日本の漁業従事者、難儀して、安心して仕事できない情況に追いやられてるやない


香港のデモ見せつけられてるからね。

どこが民主的、一国二制度よという感じ。

そのうち、台湾も、二の舞よ、

なんでも、武力統一辞さずの公式発言まで、するぐらいなんだから。


おまけに、あれだけ、北朝鮮の核非核化に協力示していたはずなのに


うらで、北の経済支えるかのような、

日米韓のトライアングル


壊して、対抗していくような、

韓国へのゆすぶり、サード配置なんか、許さないという姿勢。

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米中貿易バトルの余波なのか。


東アジアの混迷


安全保障の不透明感


つのるばかり


江沢民もそうだったけれど、

日中平和条約締結

覇権条項


相互に覇権主義はとらないという文言

の裏で
やまない反日教育の実態

偏った歴史教育

中国側からは、根拠のない、日本軍国主義復活批判は、たびたびと

ふりかえってどうなん。


周辺各国への、陸にしても、海洋にしても、

富国強大国としての覇権主義的な

色合いばかりが目立つ中国

経済成長に

過ぎたる軍事拡張をどうみたら

まさか、していってはいないと。

疑問符ばかりが。

日米、2+ツー

の件前にして、

中国高官からの

日本は冷静になれって

どうよ。

おまえの国こそ

冷静になれ

よくぞ、

コロナ禍の最中

習近平訪日の


地ならしなのか、


よくわかりませんけど

領土問題に

踏み込む発言までして、

中国の核心的利益なることばまで

強調するなんて

わざわざケンカ売りに

きてんのか

って話だろうが。

 

 

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疑念は解消されるものでない説明。

 

その後も報道はつづいていく。

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