トトヤンの家庭菜園

小旅行、読書、TV番組感想、政治への関心、家庭菜園のブログです。(和歌山県)

中国の禍機(かき)

「日中外交のあるべき姿を聖徳太子に学べ」が実によかったことを思い出している。

2019年のNHKの放送であったと思う。
検索してみて、ヒットしたのはこの英雄たちの選択「“日出づる処の天子”の挑戦~聖徳太子の外交戦略~」


飛鳥時代、遣隋使派遣によって日中外交の扉を開いた厩戸王聖徳太子。大国・隋を怒らせた「日出づる処の天子」の国書。その知られざる真相とは?太子の外交戦略に迫る。

という内容。やはり、そうだった。

加えて、昨今の中国に対するイメージの変わらなさと、変わる部分。

中国には、自国に警告を発するような人士はいないのか。

今日のブログ、タイトルは朝河貫一の顰に倣って、

中国の禍機(かき)というタイトル。


今、一番言いたいことを綴ってみようか。

中国外交学院・蘇浩教授の発言がインタビュ形式で載っていた。

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「日本の行動は中国と日本の関係を前進させるのではなく後退させている」と。このような記述から


尖閣諸島日本領土でなくて、中国としては認められないとまで、明言して、威嚇
領海侵犯くり返してきているのは、どうとらえたらいいんだろう。


尖閣諸島に軍事的圧力をかけている中国がよく言うよ。という気持に。


とくに、習近平政権になってからが顕著。

いかなる、力による変更も断じて認める訳にはいかない。

当然ながら日米は緊密に連係もとらなければ、ならなくなる。それはより一層とね。

中国はそれが、気に入らないという訳か。

南シナ海の9割が、中国の国際ルール逸脱、越権行為に起因している。
近隣諸国と摩擦が激増している。


困っている国々は日本だけでなくベトナムふくむ数多くの東南アジア諸国だ。


尖閣諸島近海に石油が埋蔵されていることが分かって、「中国領」と言い出したのではなかったのかい。それなのに、「米中対立が激化した場合、仲介役に立てるのは日本しかいない。」だと、この教授よく言うよ。

「日本はこれまで中国と米国の間でかけ橋の役割を果たしてきた。ところが自らの立場を変えて、米国を助けて中国をたたこうとしている。
非常によくない。中国と日本の間には共通利益がたくさんある。東アジアの地域的な包括的経済連携(RCEP)や環太平洋経済連携協定(TPP)はその代表例ではないか。
それにもかかわらず、日本の行動は中国と日本の関係を前進させるのではなく後退させている」だと。温厚な顔に似合わず。

 


仲介役をお願いしたいという側が、そのようなこと頼める、日本への振る舞いを習近平政権がしてきたのか。そういう気持ちにもなろうというもの。日本の海上保安庁を悩ますばかりの、威嚇挑発の、それこそ、頻発情況。

それなのに蘇浩教授の発言「中国の発展と台湾の統一は背くことのできない時代の流れだ。共同声明は、中国が最も重視する「核心的利益」に触れる内容で「反国家分裂法」にも抵触する。このようなやり方は非常に危険だと思う」

いったい、何をいいたいのか。理解に苦しむ。このようなやり方。?日米会談批判の的はずれな内容。当然ながら価値観を共有する意味から、日米協議しなければ、ならなくなる。安全保障の件も
人権の件も、民主主義の件も。

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「核心的利益」という言葉で、印象に残っているのは、尖閣諸島の件でも使われていた。

日本にそれを聞かせて、中国の言い分に耳を傾けよというのだろうか。

 

台湾は中国の一部であるからして、他国がいらざる心配をするなという訳か。台湾統一。これは、香港についでの核心的利益だから外野から、文句つけるなという訳なのだろうか。あきれます。

反国家分裂法」に抵触するから、抗議しますだと。

そんな手前勝手な法。

正気で他国に耳傾けてもらえると思って言ってるんだろうか。

分裂作ってるのは
自らの習近平政権の失政に負うところが大なのでは?

 

隣国に対しては、寛大で、寛容なそれまでの国際化の流。

グローバリズムは経済もそうだけれど、お互いの、交流
ひと、もの、金ばかりではなく、相互の文化理解も進んできた。

日本に観光で来るにしろ
ビジネスで来るにしろ、かつて受けた反日教育と実際の日本とを
比べながら
時を経てくるごとに、修正もされてきたんだろう、先方
中国人民の日本にたいする印象は好感度アップの流れに。


しかし、日本の国民の対中国印象はというと、悪くなる一方ではないのか。

昨今は、嫌いな国のナンバーツーかワンになろうという勢い。

内モンゴル人権問題
ウイグル人権問題
香港、一国二制度の事実上の崩壊
台湾、中国軍戦闘機威嚇

 

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台湾側の脅威も相当なもの。

陸中国に対するそれまでの印象、コピー商品とか

海賊商法

著作権、商標権侵害


そもそも、そういう概念への無頓着さには我慢しながらも

制度の助言等は
してもきていた日本。

戦後賠償放棄の中国側の勇断も配慮しての国の判断で

政府開発援助はしつづけ

それも、効を奏しての経済拡大、益々の強国富国、科学技術立国、大中国に。


それらの過去の援助の事実のほうは中国人民にはたして

どれだけ伝わっているんだろうと思いきや。


一部の高学歴の層を除いて

ほとんどの中国人民には正確には伝わっていないという実態。

いまさら、そんなこと嘆いても、遅いんだけれど

それも現実。

教育が党指導部から、各層

各界にいきわたるように、

自由な価値観を尊ぶ社会ではなく、

共産党のきわめて、主観的な

反日教育がやむことなく続けられていた。

インバウンド政策が助となって


日本に訪れてきた中国人達から、認識を改めたのか、わずかながらも静かな日本ファンと、

リピーター爆買い観光客。


しかしながら、いっときの夢とついえたかのようなコロナ不況。

中国のそれまでの、実態
隠れていた正体のほうも浮かび上がって


日本の側も向き合わざるをえないことに。

 

尖閣おびやかしにきといて

米中関係の狭間で

日本は中立であらねばならない

というような中国側の言い草?

どもならんなあと

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それ、以上にどもならんのは、日本のマスゴミ

マスコミは批判が仕事という、確かに性格。

それは認めたとしても

何処みてる。

なにも見てない。

といっていいぐらい、いい加減。

まあ、影響受けまくる人少なからず。

昨今は、その影響もろに中国非難やる輩が出ても来ている。

聞いてまたビックリ、

中国人民も、中国も共産党も一緒くたに

批判するように

コロナ対策批判している。

それで、正確な仕事していると

思い込んでいる。

また、脚光

浴びてると思い込んでるんだから仕方がない。

馬鹿は休みなく。

今日も緊急事態宣言したことに関しても

馬鹿な質問する

ことは、予想を裏切ることはない。