戦後75年。
戦争を知らない世代が
心に刻むように
手にした
振り返る既読書
【第五章 東亜同文書院大学】
竜田丸で上海へ/頭蓋骨を盃にして/太平洋戦争が始まる/本間予科長留任運動/学徒出陣
【第十一章 復員と戦後】
引き揚げ船/アクチブに対する天課/米軍の取り調べ/執勘な監視が私のうえに/戦犯G項による公職追放/米軍へソ連の情報を提供/「朝鮮戦争に協力せよ」/朝鮮戦争への協力を拒否した後の米軍の反応
【終章 旧軍人たちの戦後】
戦争の傷痕/戦友たちの戦後/ビザ交付を拒否/アクチブの戦後/夜の記憶
シベリア抑留時の変節奸アクチブと称されるやつらが
戦後、代々木にいきつくところを
眺めながら、怒り慟哭するくだりが
印象的でした。
日本人としての矜持を感じるところかと。
書籍名 ふたつの荒野 著者名 尾崎 茂夫 著者紹介 大正09年01月31日(1920)生。昭和12年陸軍士官学校入学。15年上海東亜同文書院大学に転校。留学中に学徒出陣。19年従軍チャムス陸軍特務機関勤務。終戦後ソ連抑留。25年帰国。