投球術をみがくに研究熱心なダルビッシュ有。
トーク番組で得心。
その見終えた翌日にまた、紙面で脚光浴びていた。
ダルビッシュは長年恋い焦がれた投手/トレード解説
[2020年12月29日14時34分]
カブスのダルビッシュ有投手(34)が、複数選手のトレードでパドレスに移籍することが28日(日本時間29日)、明らかになった。
◆解説 2006年以来、地区優勝から遠ざかっているパドレスにとってダルビッシュは、長年、恋い焦がれた投手だった。12年にダルビッシュが日本ハムからレンジャーズへ移籍した際、先頭に立って交渉を後押ししたのが、親日家で現パ軍のGMでもあるAJ・プレラー氏だった。それまで環太平洋スカウト担当として何度となく来日し、ダルビッシュの投球を入念にチェック。他球団の動向を測った上で、契約締結にこぎつけた。
同氏がGMに就任した後のパ軍は、18年にホズマー、19年にマチャドと、オールスター級の野手を補強。タティスJrら若手野手陣が著しい成長を遂げたこともあり、今オフの補強ポイントは、先発投手に特化されていた。レイズから獲得した18年サイ・ヤング賞左腕のスネルと並行し、早い時期からダルビッシュの獲得を画策していた。
当面の目標は、現在、地区8連覇中の「打倒・ドジャース」、そして1998年以来となるワールドシリーズ出場以外にない。看板の強力打線は、今季、史上初となる4試合連続満塁弾を記録するなど、破壊力はメジャー屈指。ダルビッシュ、スネルを加えた盤石な投手力がそろえば、打倒ド軍どころか、初の世界一も近づくに違いない。
日刊スポーツニュース