サンフランシスコでの歓迎行事では知事、市長ほか300人超の観衆を前に、堂々と英語でスピーチを行なった伊藤博文。
(わが国旗にある赤いマルは、もはや帝国を封ずる封蝋のように見えることなく、いままさに洋上に昇らんとする太陽を象徴し、わが日本が欧米文明の中原に向けて躍進する印であります)
後に「日の丸演説」と評されるこのスピーチは万雷の拍手を受け鳴り止むことがなかったという。
新生日本の誕生を見事に世界に印象付けた
そのスピーチがされた日が明治四年(1871年)12月14日。
最近の大阪市とサンフランシスコでの一連のニュースもあり。
そのような歴史上の出来事のあったことをあらためて記してみました。
それと、伊藤博文に関しての誤解が多い中で、好著と呼ばれるものを。