いまでいう高校生ぐらいの年齢でしょうね。
後半の人生はどのようなものだったろうと。
伊東マンショ含め、島国日本の自分たち少年が、異国であれほどの歓待をうけた若き日の出来事が、
まるで、夢であったのかと、思われるような帰国後の国情の変化。豊臣秀吉が出した「伴天連追放令」
追放令飛び交う弾圧下にこころは穏やかではなかったろうと。
以前NHK「歴史秘話ヒストリア」でみた高山右近・キリシタン大名のこともおもいだしたりと。
自分はキリスト信仰者ではありませんが、
イタリア共和国と東京富士美術館の協定で実現されたこのような企画展に重みを感じています。
異なる文化的背景をもちながらも美を求めて、ふれ合いの感じられる輪の広がることの
大切さを感じて
博物館をあとに。
その関西展、兵庫・神戸市立博物館で開幕しています。 ~7月17日まで