
NHK連続テレビ小説「風、薫る」(脚本・吉澤智子、原案・田中ひかる著『明治のナイチンゲール 大関和物語』)に登場する大山巌(いわお)陸軍大臣の妻・大山捨松(すてまつ)(多部未華子)
大山捨松は実在の人物。朝ドラに詳しいライターの田幸和歌子さんは「捨松はわずか11歳でアメリカに留学。帰国したときは22歳だったが、その年齢で売れ残りと言われ、大山巌の後妻になった」という――。
自分の場合は、たまたま別の書『昭和天皇最後の御学友ーある華族の一世紀』で捨松像を得ていた。
曾祖母については「ママちゃん(捨松)は、最後まで日本語の新聞が読めなくて、子供たちが寝た後に英字新聞を読んでいたのよ」と、幼い頃から祖母に聞かされてはいましたが、彼女がなぜアメリカに渡り、10年間どこでなにをしていたのか。自分は何も知らないことに気づかされ、捨松の足跡を尋ねる旅が始まりました。(久野明子氏)
久野明子 昭和39年慶應義塾大学卒。現在、日米協会副会長。著書に『鹿鳴館の貴婦人 大山捨松~日本初の女子留学生』、『昭和天皇最後の御学友ーある華族の一世紀』訳書にアリス・ベーコン著『華族女学校教師の見た明治日本の内側』等がある。大山捨松の曾孫。

