トトヤンの家庭菜園

小旅行、読書、TV番組感想、政治への関心、家庭菜園のブログです。(和歌山県)

ホクホク発言?謎

まさか、各メディアの予測獲得議席数の報に接しての感想なのかと思いきや、総理にあるまじき、円安メリットアピール。何となればこう。以下↓

高市早苗首相「円安で外為特会ホクホク」 為替メリットを強調。中道・野田氏「過度な円安で家計簿ホクホクせず」 高市首相を批判

 

首相は131日、川崎市内の演説会で円安に触れ「外為特会というのがあるが、これの運用が今ホクホク状態だ」と話した。「円高がいいのか、円安がいいのか、どっちがいいのか、皆わからない」とも言及した。

 

【識者のコメント】

首相は自身の首相就任以来、長期金利が上昇したり、円安が進んだりしているという批判を意識しているのだろう。だが、首相の発言は財政・金融・為替・物価などマクロ経済を十分理解しているのか改めて疑問を感じさせる。そもそも現在の為替の変動幅自体が数年前に比べ円安に触れており、日本の経済力自体が落ちていることが要因として指摘されている。日本の財政状況の悪化により通貨としての円の信用が揺らいでいる可能性もある。円安で「ホクホク」と言っている場合ではない。さらに円安はインフレ要因であり、インフレが続いている状況で好ましいことではない。(T氏)

 

円安の恩恵を最も実感しやすいのは、日本の基幹産業である自動車だ。完成車メーカーの海外生産拡大で「空洞化」が語られがちだが、現場を歩くと状況はそう単純ではない。すべてのサプライヤーが海外に移転できるわけではなく、金型や素材、擦り合わせといった工程や技術は国内に残っている。円安は、そうした国内拠点の競争力を下支えしてきた。為替を善悪で論じるのではなく、円安局面で生まれた余力を次世代技術や国内投資にどうつなげるかが問われている。(K氏)

 

そもそも労働力の供給が大きな制約要因となっている今、国内に製造業の拠点を立てまくって成長といわれてもピンとこない、あるいは、今の日本の産業構造では、円安が有利と言われても違和感を抱くという方も多いでしょう。首相がその点をどう考えているかが気になりますが、例えば、エネルギー価格抑制のための補助金について、円安が厳しくなれば吹っ飛んでしまう。(M氏)

 

中道改革連合の野田佳彦共同代表は1日、円安のメリットに触れた高市早苗首相の演説を批判した。「行き過ぎた円安で家計簿を見ながらホクホクしている人はいない」と断じた。「生活者の視点が抜け落ちていて改めて心配になった」と述べた。都内で記者団の質問に答えた。

首相の演説に関し「プラスだけを言って行き過ぎた円安はマイナスのほうが多いことに全く触れていない」と語った。足元の円安に関し「政治として緊張感を持ってみないといけない」との認識を示した。

 

国民民主党玉木雄一郎代表は1日、首相が出席予定だった同日のNHK番組「日曜討論」で発言の真意を尋ねるつもりだったと説明した。首相が欠席して機会がなくなり「ちょっと残念だった」と、都内で記者団に発言。