完全再現!北朝鮮拉致…25年目の真実 消えた大スクープの謎!!(脚本時タイトル…報道発掘プロジェクト 拉致に挑んだ男たち・封印された世紀のスクープ)
北朝鮮が拉致を認めた2002年9月の日朝首脳会談のはるか以前から、同国による拉致を確信、真相の解明に挑んできた新聞記者、国会議員秘書、テレビプロデューサーにスポットを当て、ドラマとドキュメンタリーを融合させた異色作。1年前の2002年9月、遂に実現した日朝首脳会談は、日本人が「拉致」という現実と真剣に向き合う大きなきっかけを与えることになった。しかし、そのはるか以前より「拉致問題」に挑み続けている男たちがいたことを私達の多くは知らない。一連の事件に風穴を開けたスクープを書いた1人の新聞記者阿部雅美、残された家族たちの思いを知り、執念ともいえる働きで「拉致問題を初めて国会で追求させた」元共産党議員秘書兵本達吉、事件の核心に迫るインタビューを撮った1人のテレビマン石高健次、フジテレビでは、仕事はもちろん、生き方も手法も全く違う3人の男たちが、長くタブー視されつづけた「拉致」という巨大な謎にどう挑んだか?を追った金曜エンタテイメント『完全再現!北朝鮮拉致…25年目の真実 消えた大スクープの謎!!』を放送する。当時の状況を忠実に再現するために、阿部さんら3人だけでも100時間、拉致被害者家族ら関係者を加えると150時間ものインタビューを敢行。それをベースにシーンに応じて再現ドラマと実写で対応すると言う形をとっており、すべてのシーンが事実の裏付けをとっている。拉致の現場にしても安明進(アン・ミョンジン)の監修のもとに再現するなど、通常のドキュメントにはなかったリアリティを徹底的に意識した骨太なノンフィクションドラマとしてお送りする異色作だ。【以上、フジテレビ広報資料より引用】本作品の描写をめぐり日本共産党より事実無根との抗議が寄せられ放送法に基づく訂正放送を求める訴訟が提起されたが2005/01に東京地裁判決があり「放送は全体として名誉棄損を構成するものとはいえない」として共産党側の訴えを棄却。その後、控訴審である高裁でも2005/09に棄却されている。
北朝鮮への帰国事業と党の関りも合点のいくところかなと。独裁国家に送り込んだ罪。誤りに気づいた批判者。
善意の批判者をパージして成り立つ日本共産党。
それから次田大三郎日記
幣原喜重郎内閣書記官長の内務官僚次田大三郎
義弟には日本共産党議長などを務めた野坂参三がいる。次田大三郎の見た敗戦後の日本。日本国憲法制定-

次田大三郎日記は憲法問題調査委員会設置をめぐる幣原喜重郎内閣の閣議の様子を日記に記していた。
昨今の気になるニュース。その1
「改憲か、護憲かという物差しはもう古いのではないだろうか」
護憲で知られる日本共産党 1946年当時は憲法9条に反対している。
除名された筆坂秀世の発言も当を得ているなあと。
いま日本共産党は、「護憲」を大看板にしている。だが憲法制定時、日本共産党は天皇条項と9条に明確に反対し、政党としては唯一現憲法の制定に反対していたのである。その政党が「憲法9条は世界の宝」というプラカードを掲げているのを見るとあきれ果てるしかない。9条擁護に異論はないが、現憲法の大事なもう一つの骨格である象徴天皇制を謳っている、擁護と言いながらも、共産党の綱領そのものがプロレタリア独裁を掲げて、その階級的独裁史観をおろしてはいないし、それで、宝だと持ち上げられても、表向きとしか受け取れないのが、実情。しかしながら
参議院本会議で代表質問をする日本共産党の野坂参三議長=昭和39年1月24日
さかのぼって 1946年8月24日、衆議院本会議で反対討論に立った野坂参三は、次のように述べて憲法9条に反対している。
「現在の日本にとってこれ(草案第9条)は一個の空文にすぎない。われわれは、このような平和主義の空文を弄する代わりに、今日の日本にとって相応しい、また実質的な態度をとるべきであると考えるのであります。要するに当憲法第二章は、我が国の自衛権を放棄して民族の独立を危うくする危険がある。それゆえに我が党は民族独立の為にこの憲法に反対しなければならない」
今の共産党の主張と違って誠に正論。当時、吉田茂首相は自衛権すら否定する答弁をしていたこともあったが、平和主義を空文とまで批判しているのである。
変節の繰り返し。善意の批判者どころか元々が保守の人。
さらに、筆坂秀世の言を追ってみようかと。
どの政党でも自らを天まで持ち上げる傾向があるが、なかでも日本共産党という政党ほど、自己を持ち上げる政党はあるまい。最近でこそ、「前衛」という言葉や労働者階級の中での「最高の階級的組織」などという言い方はしなくなったが、革命の指導政党としてあらゆる組織や運動の一段上に立つ組織というのが、共産党という政党の最大の特質なのである。社会主義国の憲法に、表現はいろいろだが共産党が「指導政党」として明記されていることでも、そのことは明らかである。
こういう絶対的権威を持つ政党は、知らず知らずに無謬主義(誤りを犯さない)に陥ることがある。だが実際には、どうか。文学者、評論家で東大教授でもあった竹山道雄著『昭和の精神史』(中公クラシックス)に次のような指摘がある。「まずある大前提となる原理をたてて、そこから下へ下へと具体的現象の説明に及ぶ行き方は、あやまりである。(中略)このような『上からの演繹(えんえき)』は、かならず間違った結論へと導く。事実につきあたるとそれを歪(ゆが)めてしまう。事実をこの図式に合致したものとして理解すべく、都合のいいもののみをとりあげて、都合のわるいものは棄てる」。まさしくこの通りである。
例をあげればきりがないが、朝鮮戦争(1950年~1953年)も最初はアメリカ帝国主義が仕掛けた侵略戦争という評価であった。社会主義国は「平和・進歩勢力であり、侵略などしない。悪いことはしない」という原理を先に立てていたから、このような判断違いを犯す。社会主義国の核実験は「防衛的」などというのも同じ類である。このような事例は、枚挙にいとまがない。ソ連が崩壊した時、ソ連を「巨悪」と表現して崩壊を歓迎してみせたが、そのソ連を社会主義国として最も高く評価してきたのは、日本共産党であった。レーニンの時代は良かった、スターリンになって変質したというが、そのスターリン時代も、その後も、基本的にはソ連を社会主義国として評価してきた。これによってどれほど多くの若者を誤導してきたことか。このことへの反省は微塵もない。
もっと言えば、「前衛」だとか、「最高の階級的組織」などという思い上がった共産党の立場こそが、一党独裁、全体主義を生み出してきた。このことへの根本的反省こそなされるべきであろう。
その他、昨今の気になるニュースその2。
イギリスで起きたロシアの元スパイの暗殺未遂事件を受けて各国に大使館員の追放合戦へと飛び火の展開。
その事件の発端は元二重スパイ父娘の暗殺未遂 「ロシアに責任の可能性大」英首相が名指しで非難 神経剤はノビチョクと断定。

野坂参三スパイ説での除名の真相とダブらせるようにこのニュースを見てしまうのだが。
「敵をよくしるために」社会主義の勉強をし,卒業論文も書いたのである。けっして、社会主義革命を達成しようと慶応義塾で勉学に励んだのではない。変節どころか、元々が保守の人。
日本・ソ連・中国・アメリカの各国間を動きまわり,八面六臂の大活躍とでも形容すべきスパイ活動をしてきた野坂参三。
日本の治安当局・アメリカ・ソ連・中国共産党の4重スパイだったのだろうか。それから戦後出発の次田大三郎日記にもどる。もしフェラーズがこれほど大胆に天皇免責工作をしなかったら、またそれが実を結ばなかったら、はたして日本国内で暴動が起きていただろうか。また、共産主義化していただろうか。天皇制はどうなっていただろうか。一国の運命を左右させた一人の米軍将校、フェラーズの行動を見続けていた次田大三郎書記官。
過去に見た映画『終戦のエンペラー』を思い起こしている。
映画上では、同じ書記官でも、次田大三郎ではなく、史実どおりの関屋貞三郎が描かれていてた。
國體護持の思いは、次田大三郎にしても同じだっただろう。