

本作品の描写をめぐり日本共産党より事実無根との抗議が寄せられ放送法に基づく訂正放送を求める訴訟が提起されたが2005/01に東京地裁判決があり「放送は全体として名誉棄損を構成するものとはいえない」として共産党側の訴えを棄却。その後、控訴審である高裁では2005/09、番組を見た視聴者が日本共産党に対する誤解を生じさせる可能性に言及しつつも棄却する決定を下している。
訴訟結果も頷けるとおりで、望むべきは、少しく隣国としての接点がある党なら、正すべき働き、動きもあって当然なところ。荷が重いと捉えたのだろう、困難なことを避けるように、訴訟に至らなくとも、他には陳情を真正面から受ける姿勢に、期待を持たせつつ、その後の打開策も国を動かさせるほどの動きに至らなかったというところが政治全体の課題。いずれの党であっても問われなければならない。反論できる党などもないように思う。取り組んでもいないし、いずれの政党もアンテナが錆びていたとしか思えないのんびりした対応事犯。メディアの調査報道でさえ、後追い。
この記者がいなかったら、拉致事件は国内失踪事案のまま、闇のなかだったかもしれないのだ。善意の批判者をパージして成り立つ日本共産党。
日朝首脳会談のはるか以前から、同国による拉致を確信、真相の解明に挑んできた三人。新聞記者、国会議員秘書、(その後除名)テレビプロデューサーにスポットを当て、ドラマとドキュメンタリーを融合させた異色作。金曜エンタテイメント『完全再現!北朝鮮拉致…25年目の真実 消えた大スクープの謎!! 。【以下、フジテレビ広報資料より引用】当時の状況を忠実に再現するために、阿部さんら3人だけでも100時間、拉致被害者家族ら関係者を加えると150時間ものインタビューを敢行。それをベースにシーンに応じて再現ドラマと実写で対応すると言う形をとっており、すべてのシーンが事実の裏付けをとっている。拉致の現場にしても安明進(アン・ミョンジン)の監修のもとに再現するなど、通常のドキュメントにはなかったリアリティを徹底的に意識した骨太なノンフィクションドラマとしてお送りする異色作となっている。


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