ウクライナ、ガザ、戦火の絶えない今。過去の改元発表、令和の始まりの誓い。また、遡って、平和の祭典1964年の東京オリンピックのフィナーレの場面に心を寄せたい。
改元発表の前日は夜中にBS放送でやっていた、知られざる1964オリンピック市川崑監督のフィルム映像の再放送を見ていた。
その前はというと、総合NHKでのイチロー特集、シアトルマリナーズでの戦いの日々を見ていた。
改元発表の日は、とうとうやってきて、昼食休み時に群がる家電コーナーのTV画面のひとりとなっていた。
大正も昭和からの平成も、改元は常に天皇の死とともにあって、慌ただしさと厳粛さが混ざったような複雑な空気があったけれども、今回のように「ハッピーニューイヤー」的な雰囲気で迎えるのは極めて珍しいことではないだろうかと。今後は、生前譲位が慣例化して、「改元」といえば、こういうものになっていくのかもしれないなあと。
菅官房長官の発表
それから、安倍首相の談話。
「厳しい寒さのあと、見事に咲き誇る梅の花のように」
「日本の国柄をしっかりと次の時代へと引き継いでいく。一人ひとりの日本人が、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込め、『令和』に決定いたしました」

【安倍首相】「令和」に込められた意味は「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」
「万葉集は、日本最古の歌集であるとともに、天皇や皇族、貴族だけでなく、防人や農民まで、幅広い階層の人々が詠んだ歌がおさめられ、我が国の豊かな国民文化と、長い伝統を象徴する国書であります」と。
人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ。
まさしく、昨日、映像で振り返っていた1964年のオリンピックシーンの数々を思い浮かべていた。
スポーツは生命力の発露そのもの。
それぞれの尊い生命。

国境、風土、人種の違いを超えて燃焼できる、開花できるもの、
昭和天皇が御臨席されていて、開会からの模様を、同じく見つめられていた、今の陛下の明仁皇太子と浩宮の姿。
放送内容は4年に一度。そういうオリンピックの経験をとうして歴史の中の『我』を考えるきっかけにもという
主旨らしく。
ミーイズム個人主義への流れは否定はしないが、分かち合えるものがあるはずと番組で映像をとおして語られていた。その感じと重なっていく。
同時代性の中から、どれだけこの同心円を
フォーカスできるのかを。
令和に込められた心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという、
すごく、いい響きで、説明会見を聞きながら新元号を受け止めていました。
東京オリンピック閉会式(insurance