トトヤンの家庭菜園

小旅行、読書、TV番組感想、政治への関心、家庭菜園のブログです。(和歌山県)

倉敷を往く

 

 

 

 

現職が5選不出馬の意向 和歌山知事選
2022年06月15日


国民民主、岸本氏の離党承認 和歌山知事選に出馬
2022年07月29日


国民民主党は29日、持ち回りの両院議員総会で、岸本周平衆院議員=和歌山1区=の離党を承認した。岸本氏は11月27日投開票の和歌山県知事選に無所属で立候補することを表明し、離党届を提出していた。

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チェック終え、旅の撮影画像整理

旅先は、和歌山から離れて、岡山県へ。

岡山県の検索した議員ページから、似通った県の内情を拝見。

一通り読んでみる。


財政も教育もご案内の通り、最低に近い状態で、岡山県は重病人とも言えます。その岡山県を「産業振興」と「教育再建」を二本柱に、再生を図っています。これは知事一人の力でできるようなものではありません。私たちも変わらなければなりません。変わるためには、まず「分析力」、「団結力」、「実行力」を持つことが必要です。

最初の「分析力」はとても大切です。皆さんも学力調査の結果が全国で下位であったこと、さらには問題行動や不登校が多いこと等、聞いてビックリしたはずです。他県では子どもたちの教育が問題として取り組んでいたにもかかわらず、岡山県は教育県と高をくくっていたからです。産業面でも水島に依存し過ぎたのか、次の準備が十分ではなかったため、企業誘致等で出遅れています。これまで井の中の蛙だったのではないかとの指摘もあります。これまでを反省し、現実を直視し、問題点の分析をすれば、必ず解決策を見つけることができるはずです。分析力とは正に問題の本質を見つけ出す力です。この分析力を持たなければ、現状を変えることは出来ません。

二番目の「団結力」とは、県全体でいうと「県民の一致団結」ということです。これまで地の利、天の恵み頼みになっていたことが多かったのではないでしょ うか。商工業の振興、農産物の開発・販売ルートの拡大に、他県では一枚岩になって取り組んでいます。口では簡単に「岡山県ももっと団結すべき」と言えますが、団結できなければ、岡山県がジリ貧から抜け出すことはできません。皆さん、真の団結を図ろうではありませんか。

最後の実行力です。まず決められない政治から決別しなければなりません。志なく財政規律に縛られ過ぎた結果、実行する意思が弱くなってしまったことは深刻な問題です。いま弱気になっている暇などないはずです。そして、いま何をすべきか優先順位を決めて、ものごとを動かす力が必要です。実行する政治に転換し、県政の前進を図ろうではありませんか。


ふむふむ。

水島だより、という箇所は和歌山でいうところの東燃だよりというふうに読み替えてみれば、従来の産業構造の変化で 、製油所の撤退とか、大企業の工場縮小、撤退に至る道筋をどこまで織り込んでいたかが問われているようにも思えます。

岡山の財政規模は大きいものがあるので一概に比較もできないでしょうけれど、抱えている課題の共通項を感じています。それに、近々の政治家のテロにみまわれたこともあって、どうしても犬養毅のことがダブります。

犬養との共通項がなにか和歌山にもあるの?という風に思われるでしょうが、和歌山といえば、あの世界的植物学者、南方熊楠、中国革命の立役者孫文とも交流があった学者です。ロンドン遊学中に孫文と知友になったらしく、孫文を故郷和歌山に招いたりしています。

それは岡山の犬養毅が、孫文に理解を示し財政的支援していたのと相通づるものがあります。


参議院選挙済んだばかりの街の雰囲気。

岡山の市街にはいると街のあちらこちらに、TV国会質疑で見知った看板に出会うことも。

まあ、和歌山も、岡山も保守地盤とはいえ、立憲とか、の野党選出議員も。そういえば、ここが地盤だったのかと。

それに保守層の割れているような郵政選挙以来の引きずっている亀裂も、ホテルが用意してくれている当日の新聞記事から拝察。

ふむふむ。

台湾の蔡英文、軍事演習始めるの記事。


日本の安全保障政策、与野党の温度差。改憲論議と安倍国葬の是非論。

台湾も大陸中国のほうも孫文に対しての評価は敬愛の念でともに建国の父扱いの様子であることには変わりがない。

しかしながら、台湾と中国の対立がここ最近増すばかりだ。

ウクライナへのロシアからの侵攻があって、次は共産中国が台湾を軍事的に抑え込むのは時間の問題かなんてかまびすしい限りだ。


孫文に多少とも縁がある両県が、このようなテロという痛ましい事件を境に、日本の安全保障に関して、興味を喚起するきっかけになればとも思います。

台湾有事は日本有事だといった安倍元首相の発言。自由と民主主義の価値観を共有する側の守りてならん。

肯定するひとも、否定する人も。または、一概には肯定できなくとも、そのように危機感抱くだけのなんらかの歴史的推移とか、戦後のなりたち。

それは、戦後のなりたちと憲法と、国際政治力学と、国際社会の、最近の劇的な変化も、あわせて、考慮に入れながら
考え直すよすがにもなればと、台湾の事をよそ事にしないという意見にも、耳傾けてはみたく、


尊敬する犬養を生んだ、岡山または
大原孫三郎とか、総一郎を生んだ

この倉敷の街を歩いてみた