トトヤンの家庭菜園

小旅行、読書、TV番組感想、政治への関心、家庭菜園のブログです。(和歌山県)

犬養毅

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犬養の壮絶な生き様は、現代に何を問いかけるのか?


NHKの番組でやっていた。


昭和7年、五・一五事件青年将校らの凶弾に倒れた犬養毅。“憲政の神様”と呼ばれた政治家は、立憲政治を守るため藩閥や軍と対決。その生き様が今問いかけるものとは?

議会開設以来、一貫して立憲政治を守るために闘ってきた犬養。大正時代には軍の兵力増強要求を、政党勢力を結集して阻止。満州事変では、中国に密使を送り和平工作に奔走した。死の二週間前、軍の暴走を徹底批判したラジオの肉声。

昭和7年5月15日、海軍青年将校らの凶弾に倒れた首相・犬養毅。“憲政の神様”と呼ばれた政治家は、なぜ殺害されなければならなかったのか。

 

プロデュ―サーの大体の主旨はこの番組紹介記事からもおおよそは理解。


見終わって、受け取り方は色々だろうなと。


例えば、なかには、タイトルのある立憲政治という文言で、現代の政府批判に、コロナ対応被せるように感想述べるような人もいるんだろうなと。


自分の場合は、全く逆で、隣国中国にこそ、この犬養のような人物の出現が望まれるんではという感慨。


日本の政治状況を5・15事件の頃と引き比べて、憂えるところなどは一向に感じることなどはないのですが、どちらかというと、中国の昨今の覇権主義的なところを戦前の日本にダブらせて見えてくるぐらいか。

今では、シンメトリーのように昨今のアラスカでの中国高官ようけつち共産党政治局員の米国にケンカ売ったような会談が、それに等しく見えてくる。

日本の軍国主義台頭を象徴していくかのような愛国心に訴える内容。

松岡洋右国際連盟脱退の演説。この過ちの轍を中国が歩もうといているかのようなのだ。

中国が満州における日本の軍事行動を非難して国際連盟に提訴したことから、リットン調査団が派遣されたことはよく知られている。1933年のジュネーブでの総会で調査団の報告書をもとにした勧告書が採択されることになった。日本政府は勧告書が採択されれば連盟脱退も仕方がないと考えていた。それでも最後まで日本の主張が通るように外交努力を重ねたが、勧告書は賛成42、反対1(日本)、棄権1(タイ)で採択されてしまった。それを受けて、日本代表である松岡は用意していた原稿を読み上げて決然と席を立った。

 松岡は帰りの船の中で沈んだ様子だったという。それは勧告案の採択を防ぐことができなかったからであり、国際協調主義者であった昭和天皇から叱られると思ったからでもある。

 しかし横浜に着くと、大群衆が歓呼の声で松岡を迎えた。松岡は若い時に苦学して米国で学んだ経験があり、英語が堪能だった。そんな松岡は国際連盟の総会でも臆するとことなく、英語で日本の主張をまくし立てた。それはニュースとして日本でも報じられた。

 多くの日本国民は、幕末以来、欧米に言われっぱなしで、なにも反論できなかったことを悔しいと感じていた。だから松岡が列強を相手に英語で啖呵を切ったことに感動した。まさに積年の溜飲が下がる思いだった。

 船の中では暗い顔をしていた松岡が、横浜に着くと英雄になった。その後の松岡の行動については記さないが、英雄になった松岡は強引な外交を推し進めることになった。
このことは米中関係の将来を暗示している。日本が国際連盟を脱退したのは1933年だが、その後、日本はなにかものに憑かれたように戦争への道を突き進み、そして敗戦を迎える。その背後には、横浜港で松岡を歓呼の声で迎えた無数の庶民がいた。

番組でのタイトルは立憲政治を守ろうとする犬養毅のことがメインではあるのだが、隣国の共産国家に立憲政治などは望むべくもない。

 習近平は国内の反対勢力を恐れている。反対勢力は習近平が「中国の夢」などと称して対外強硬路線をとったことが、対米関係を悪化させて国難を招いたと非難し始めた暁には弾圧も辞さないだろう。油断していると反対派は対米協調を掲げて、習近平を政権の座から引きずり降ろしかねない。このような状況の中でその結果、習近平に反対するグループは外交の失敗を追求することができなくなってしまった。今後、対米協調を提唱した政治家は、それこそ「非国民」として中国の庶民から一斉攻撃を受けることになっていくだろうことは火を見るよりも明らか。


戦前の日本の政党政治が倒れていく様を、隣国、中国国内政治に見てしまった。

 


 今回、楊が英雄になったことと、松岡が英雄になったことはよく似ている。習近平はアラスカで楊に強硬な発言をさせて、それを中国国内に流したのだろう。

 それは極めて効果的な世論誘導であった。庶民は楊の発言に沸いた。大成功だった。

アラスカ会談によって習近平は庶民を味方につけることができた。その立場は一層強化された。


日本に朝河貫一という人物がアメリカの教壇から、予言警告したように、もし
国外に優秀な中国人がいて、母国の真の危機を察知して、警世の獅子吼を発するようなことがあれば、まだ救われるのだが。_という思いの方が強いです。

日本のコロナ対応憂えるより、今は
一人一人が精いっぱいの、自分の守備範囲で出来る限りのことを。と期待しています

非難するんだったら、もっと、国際機関の国際公務員の構成メンバーに日本人をもっと排出するような謀を。

IAEAの天野さんが去って以来
日本の存在感が気薄。
wHОのテドロス議長にしても、中国の意向
忖度するような構成に知らず知らずのうちに。


国際機関からの米国側の離脱の責任放棄の罪も加わって。

いっそう、視界不良な環境も。


パンデミックにないという、あの発言を

わざわざ、二回にわたって、発言しなければ、

これほどの感染蔓延までは、という憤りの方が強いです。

 

 

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