トトヤンの家庭菜園

小旅行、読書、TV番組感想、政治への関心、家庭菜園のブログです。(和歌山県)

SEALDsへの印象


記事の中にあるSEALDsという言葉

忘れていたワード。

当時、デモでは「安倍はやめろ!」「憲法守れ!」「戦争するな!」などとコールしている。


SEALDsの構成員は「俺たちが政治家を利用している」というフレーズを好んで使っていた。

一方で、「自分たちが「利用されている」というふうに考えが及んだことは一度もないのだろうか。


と振り返る。

 


民進、立憲、共産にとっては、渡りに船の勢力に見れたことだろうねと。


日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」がSEALDsの活動を何度か好意的に掲載しているともいう。

「SEALDsは共産党の傘下にあり、共産党員の子弟が多い」と述べている論評もなかにはあるのだが、確証がとれたものであるのかはわからないまま。

 

 

ただ、元共産党の筆坂英世の解釈によれば、シールズという運動体には、代表者もリーダーもいない。民主集中制で上意下達の共産党とは、似ても似つかない組織だとも。


参院選は「政権選択の選挙」ではないため、「たいした変化は起きない」。野党が少し勝ったところで「どうせ与党になるわけではない」のだから「民進党が信用できなくても、共産党が怖くても、はっきり言ってどうでもいい」」などという持論を掲載しており


「選挙に行こうよ」と叫んでいたちょっと、前のテレビでの姿とはかなりの違和感も。

 

 

評論家の間ではかれら、「SEALDs」の団体を「劣化左翼」と呼んだりしているらしい。


公安調査庁の『内外情勢の回顧と展望』(平成28年1月版)では「平和安全法制の整備をめぐっては(中略)学生団体「SEALDs」(自由と民主主義のための学生緊急行動)を始めとする若者グループの結成が相次いだ」とSEALDsについての言及がなされている。

 


2015年9月6日  安全保障関連法案に反対する学者の会と新宿の歩行者天国で集会を共催した。民主党共産党の野党幹部のほか、与党公明党の元副委員長もスピーチした。公明党の元幹部が「公明党は目を覚ませ」と繰り返すと、創価学会の「三色旗」がはためいたという。


これらは二次情報として、調べて見ればなるほどと追認されるところでもある。

屈折した組織批判から出たものか、はたまた、ナイーブな護憲意識の表れか、それとも、単なる政治音痴か。

こういった、現象も、並べてみれば、彼らというか、利用されたり、利用する側の、それぞれの、政治的変遷と両者の交わりにも、符合するところに気付くこともあるのだが。

 


もう誰の関心も示さないようではある。


今の政治家でせっかく成立した安全保障法案を廃案にして、どうこうしようというような、ことを本気で考えている人間がいるとも思えない。

いるなら、すでに、真剣に今、語られていなければ嘘だろう。


自身の見解ではあのときの安保法制も賛成だったし、特定秘密保護法にも賛成の立場だった。


法案の中身、分からないままでそうだったわけじゃなくって、鼻からそうだったわけでもなし。

 


自身がそういう立ち位置に至ったように、あえて、今考えても、そうではない、反対のままということもそれはあるでしょう。


そうあれば、あるほどの、反対の勢いが、どこかにあって、継続していてもよさそうなのに。まあ、ちょっとした、風邪のようで、潰えたかのように見えてとしかいいようがない、というのが偽らざる視方。

 


上の世代の人はなかには、懐かしむように、体制の側にいながら、反体制に仮託するようにデモ、プラカード、それにラップでのスタイルが新鮮でもあるのかもしれませんね。全共闘世代は兄の世代。


並行して、選挙にもいくなら、いいですけれど、


あの若者の、御大層ないいぶんと、選挙を軽蔑するような発言、聞いてしまってからは、あの選挙へ行こうよと初々しく叫んでいた過去が嘘くさくて、

下の世代に変に誘導するようなそれらのことは、世の中を馬鹿に、甘く見ているなと、言えてもくる思い出。

それが、SEALDsへの印象です。