直接は関係ない、弁護士作家の佐賀僭の作品。
共和製糖疑獄を描いた『幻の工場群(コンビナート)』カッパブックス。その他、
学生の頃、親しんだ小説類を手元に。
推理小説の部類では、弁護士作家の佐賀僭さんなんか、TVでも拝見していたので、自ずと選んでいた。さかのぼって、かつて騒がれていた中央政界の汚職やら、東京都政の黒い霧事件、少年の眼で、テレビ画面を見ていた頃の気づくことのなかった過去の歴史の一端、それをのぞかせてくれるような作風。
思い出しています。
そもそも都議選、なぜ4月じゃなく、この時期か?って。
それは都政の歴史に関係が。
東京都政において保守政治家が絡む一連の不祥事に都民の不信は大きく揺らぎ、都民の都政刷新を求める声が強まり、都議会解散を求めるリコール運動が都内各地で進められ、1965年6月1日に国会で地方議会解散特例法が成立すると、6月3日には都議会が議決を経て自主解散。
都議選が統一地方選挙とは2年ずれて施行されるのは、この時の解散のためなのだが。
7月2日の都議会選挙。
都議選はなぜ「7月」になったか
各地の地方選と時期がずれている背景に思いをいたすこともなにかと参考になります。