耳にして心にとどめた語録。
「病気になったことが私の人生を代表する出来事ではありません」
「与えられた時間を、病気の色だけに支配されることはやめました。なりたい自分になる。人生をより色どり豊かなものにするために。だって、人生は一度きりだから」
「人の死は、病気であるかにかかわらず、いつ訪れるかは分かりません」
「例えば、私が今死んだら、人はどう思うでしょうか。『まだ34歳の若さで、可哀想に』『小さな子供を残して、可哀想に』でしょうか?私は、そんなふうには思われたくありません」
「私の人生は、夢を叶え、時に苦しみもがき、愛する人に出会い、二人の宝物を授かり、家族に愛され、愛した、色どり豊かな人生だからです」
がんに限らず「病と生きる人生」は誰しも訪れます。そのとき、自分を失わず、強くあり続ける心の構え方を、それを麻央さんが示されたんだなあと。生前に残されたコメントを改めて聴くほどに
そのような生き方を教わったような気がします。