トトヤンの家庭菜園

小旅行、読書、TV番組感想、政治への関心、家庭菜園のブログです。(和歌山県)

象徴天皇制

戦後の象徴天皇制

仮に河井がいなくとも同じ結果になった可能性は高い。
それでも、彼女は戦後の象徴天皇制へ、レールを敷いた一人に違いない。

天皇戦争犯罪人から救出したフェラーズ准将。
アラーム大学で、日本から留学していた渡辺ゆりと知り合い、
それから、日本と関わり続けた。
元宮内次官・関屋貞三郎と河井とのつながりも決め手に。


マッカーサー。フェラーズ。河井道。

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「他人の秘密を守れる人になりなさい」

「他人のうわさをするときは、その人のさす人差し指以外のすべての指は、お前はどうなのだと、自分自身に向いていると思いなさい」

「喜ぶ者とともに喜びなさい」


河井道の言葉。

 

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ノンフィクション作家の岡本嗣郎の作品
「陛下をお救いなさいまし」より。

抜粋として以下の数行も。

「世の中にはクリスチャンでなくても立派な人がたくさんいますが、そのことについて先生はどう思われますか」
「そのとおりです。でもその方たちがクリスチャンになったら、もっと素晴らしくなられるでしょう」


信じる宗教はそれぞれに、宗教は違えども似たような質問を投げかける人はどの世界にもいるということの証かもしれない。

 

「僕たちは、妙の照覧」
キリスト者は天のご加護を」

似ている部分と、そうでない部分
学生当時の青っぽい議論を思い出している。君はどう思う。


「神概念が違うよね」
「そうだね。僕たちは、諸天善神」
「あちらさんは、唯一絶対神
「創造主にぬかずく訳でもあるキリスト者と違って」
「僕たちの仏法は主体はあくまで、内在する、仏性が決め手だよね。」

「そうだよね、主体的な因を起こすところから、客体である天の加護が顕われてくる。」

「だから、おすがり信仰とはいえない部分、本因妙のところが問われてくる」

 

仲間内でもまれな彼との会話。

会話はつきない。

学生の時も、彼とはそうだった。
同窓の集い。やれやれ。君らは好きだなあ。

彼がトルストイ三浦綾子の作品から引用すれば、文学を引き合いに出すのならば、自分の場合は、ドストエフスキーや、漱石などを。


公民権運動もアパルトヘイトも乗り越えてきたはずの人類なのに、核の脅威を前にどう人々は向き合おうとするのか。

フェラーズの主張するところ。人類の自滅は、フェラーズの持論である人間に対する悲観論にあるとする。
「それを乗り越える方法があるとすれば、人間の精神面における宗教的再生しかない。」このあたりが河井と意気投合する信仰によるイデオロギーの共通性だったのかもしれない。

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画像は2011年、8月6日、訪れて撮影。

 

違いを乗り越え、共通の利益を意識する呼びかけを、日本から、

願う。